どーも、にっしーです!
今日からブログ更新頑張っていきますので、宜しくお願いします!
この消防設備業界というマイナー業界を少しでも皆さんに知って頂き、
消防設備業界に関わるすべての人の少しでも役に立つ情報を発信できればと考えています!
早速、今日は防火設備検査を実施したので、その成り立ちや、どういった検査を実施するのか
まとめてみましたー!!
防火設備検査とは?
防火設備検査は、2016年6月から建築基準法が改正され、新しく追加された検査の一つです。
建築法の中での定期報告制度(建築物調査・建築設備検査・防火設備検査・昇降機等検査)に
含まれます。
にっしー的な見解では今まで防火戸、防火シャッターについては点検基準が曖昧で
消防法の中で点検するのか、建築法の中で点検するのかが明確に定まっておりませんでした。
ただ近年の火災事故等の発生の際、煙で作動して防火区画を形成するはずの防火戸、
シャッターが正常に動作していなかったという事案があり、明確な点検基準を制定したのかーと
いう見解です。
#ということは今まではどんな曖昧に点検していたのだ!!
検査対象となる建物
主な対象施設は、
劇場、映画館、公会堂、病院、診療所、旅館、ホテル、体育館、博物館、美術館等が含まれ
階数や面積等により細かく対象が区分されております。
ここに各条件を羅列するより、確実にすでに作ってくださっているものを見た方がわかり易いので
↓をご参考ください。
東京都 防災・建築まちづくりセンター
#自分でのこの資料を作る自信がございません。。。。
実際の検査内容
対象の防火設備は以下です。
・随時閉鎖式の防火シャッター(耐火クロススクリーンを含む)
・随時閉鎖式の防火戸
・ドレンチャー設備
検査では火災報知器と連動して閉鎖する防火戸、シャッターについては実際に感知器を発報させ
区画形成(防火区画)がされるかどうかまでを確認します。
#これは凄く大事!!
なんといっても防火区画というのが火、煙をそこの区画の中に抑え込むものなので、これらが
問題なく作動するば大幅に避難する時間を稼ぐことができます!
あとは防火戸、シャッター等がただ閉鎖すればいいというのではなく、機械に破損や劣化はないか
閉まるスピード、閉じ力に問題ないかを↓のような装置を使って測定します。
#ストップウォッチって。。。
必要な資格
防火設備検査を実施できる資格は下記です。
・一級建築士
・二級建築士
・防火設備検査員
私を含め、この検査を実施するために多くの防災屋さんやシャッター屋さんが
防火設備検査員の資格をこぞって受けにいきましたよ!
#受講資格をめぐってトラブルもありましたが。。。
以上、他に何か気になることがありましたらコメントくださったら最大限の気持ちでお答えします!
では、おおきに~!